momijiさんのレビュー

甘くもなく辛くもなく(若干甘口かもしれませんが)、色々濃い目で飲みごたえのある品です。飲みやすい品が好みの方は名前に惹かれて買わないほうが良いでしょう。

とても美味しいかor少々癖のある方が好みなのでプレゼントするには安牌な品です。手土産用に買いました。

以前から気になっていたし、山廃と生酛が飲めないわけではないので人柱のつもりで試しました。味はご近所さんの白真弓 生酛純米 木桶仕込が後味しばしばスッキリしているのに対して山廃と吟醸を足したような、しばしば甘め濃厚吟醸香という感じでしょうか。大吟醸仕様でちょっと高いかな。 ある店員さんは面白い味と表現されていました。癖をあえて残した、特殊な良いとこ取りと思います。

道の駅で見かけると帰宅後のために購入します。 どろりは一升瓶だとなかなか減らないので最近はこちらのサイズが多いです。

飲みやすくて個人で少しずつ楽しむのも、プレゼントにするのも良いと思います。より良い水の差はわかりません。

原酒の方を好んでいますが、それに比べると度数が低い分飲みやすく、味も気になるほど薄く感じないので、あまり気にせず他者へも出せる品だと思います。ただ、原酒の方では忘れている後味がこちらでは若干気になるのは純米の差かな。

辛口好みの方には評価５かな。私的には甘めを好みとしており、こちらは甘みは無くスッキリしているので、辛口好みの方にはとても良いのではないでしょうか。飲めないことはないので４にしておきます。隠し酒全般が甘み少なめですね。

基準に達しない酒米を使用しているのは全然構わないと思って購入したのですが、昔ながらの味を追求しているからか、そもそもそういう感じになってしまうのか、山廃などとは違う酸味の気になる仕上がりでした。

別囲いを調べるとちょっと特別に選り分けられているらしいのですが、味の違いはよくわかりませんでした。賞の基準からすると標準とかけ離れた特別では意味がないので、出品したタンクの酒ということでしょうか。小町桜自体が値段の割に飲みやすいのでちょっと違うこちらを買ってみても良いかと。

通常のよりも度数が低いので口当たりがよくて進みます。私的にはその低い分、飲んで回ってる気分が少々物足りなかったかな。