６月３０日は酒酵母の日

みなさんこんにちは、加藤です。

本日６月３０日は何の日でしょうか？
はい、そうです。「酒酵母の日」ですね。

渡辺酒造店が酒造年度の最終日である６月３０日を「酒酵母の日」
として日本記念日協会に登録いたしました。

【酒酵母の日とは…】
日本酒づくりの発酵に欠かせない酒酵母。その働きに感謝し、
また来年もおいしいお酒ができるようにという願いを込めて酵母を供養する日としました。
【酵母とは何か】
微生物(菌類)の総称で、発酵食品が発酵するためには酵母が必要です。
日本酒以外にも、ワインやビール、醤油、味噌、パン、なども酵母によって発酵します。

酒酵母は発酵の過程で「アルコール」と「炭酸ガス」を作り出します。
日本酒にアルコールを発生させるために、酵母の力を借りているのです。

酵母が作り出した炭酸ガスの中には、リンゴやメロン、バナナなどの香り成分と同じ成分が含まれています。
日本酒からまるで果物かのようなフルーティーな香りがするのは、この成分によるところが大きいのです。

そして、酵母は自らが生成するアルコールと炭酸ガスにより死滅、火入れ殺菌によりその役目を終えるのです。

酒酵母の日とは、頑張って酒を作り出し、消えていった酵母を供養する日なのです。

去年は６月３０日に酒酵母の日を記念して「酵母まつり」を開催しました。
今年は残念ながら開催を見送る形になりましたが、
代わりにインスタライブを本日２０時より酒蔵から配信することになりました。
インスタライブ限定のお酒を用意しましたので、みなさんぜひ見に来てくださいね！！
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